2017年に『ジャスティス・リーグ』など数々の大ヒット作を手がけてきた監督、ジョス・ウェドン。彼はこれまで、DCエクステンデッド・ユニバースでワンダーウーマンを演じている人気女優のガル・ガドットほか、複数の俳優から不正行為や虐待行為について告発されている。しかし、新たなインタビュー記事で、ジョスは完全否定の姿勢を見せた。そんな中、以前からジョスを告発してきた俳優の一人、レイ・フィッシャーがジョスを”ナンセンス”と非難し、連続でツイッターを投稿している。
レイといえば、2020年7月に、「『ジャスティス・リーグ』撮影現場でのジョス・ウェドンは、キャストやクルーに対して野蛮で虐待的で、プロ意識がない。これは受け入れがたいものだ」とツイート。当時ワーナー・ブラザーズの重役であったジョン・バーグと、元DCエンターテインメントの社長であるジェフ・ジョーンズを名出して、ジョスのこのような行動は二人によって生み出されたと指摘した。その後、アクアマン役のジェイソン・モモアが、レイの発言を擁護する姿勢を示したことでも話題となっていた。
先日、ジョスのインタビューがニューヨークマガジンに公開され、「もし私が誰かを怒らせるとしたら、それは僕にとって問題になるだろう」とコメントし、疑惑を否定。1997年のドラマ「バフィー 〜恋する十字架〜」とそのスピンオフ「エンジェル」の撮影現場で複数の告発があったが、それに対しても「それはウソに聞こえるし、少しも理解できない」と話した。
この記事が公開されてすぐ、レイはツイッターにて「ジョス・ウェドンは結局、終盤を演出することになったようだ」と発言。さらに「このすべてのウソに専念して、今日をおどけるよりも、僕はキング牧師の遺産を祝うつもりだ。明日も仕事は続くしね」と続けた。
Looks like Joss Whedon got to direct an endgame after all…
Rather than address all of the lies and buffoonery today—I will be celebrating the legacy of Reverend Dr. Martin Luther King Jr.
Tomorrow the work continues.#MLKDay
A>E
— Ray Fisher (@ray8fisher) January 17, 2022
さらに別の日に、レイは「ジョス・ウェドンは自分の話を整理するのに2年近くあったよな」「彼は、PR、危機管理、コーチングに何万ドルも(何十万ドルもではないにせよ)費やしただろう」など、数々の非難のツイートを投稿していた。
Joss Whedon had nearly two years to get his story straight.
He’s likely spent tens (if not hundreds) of thousands of dollars on PR, crisis management, and coaching.
And his response to the allegations is: “They all misunderstood and/or are out to get me—also my mom is sexy” ???
— Ray Fisher (@ray8fisher) January 18, 2022