YouTubeで2400万人以上の登録者を持つ双子の兄弟、ルーカスとマーカス・ドブレ。毎回、 兄弟でコミカルな動画を投稿し人気を博しているが、新たな動画が大炎上している。
1月10日に投稿された動画は「MY TWIN BROTHER IS DEAD?!!!」と言うタイトルで、275万回以上再生されている。これは、マーカスがイタズラで自殺を装い、ルーカスにドッキリを仕掛けるというものだ。
動画の冒頭では、ルーカスがマーカスから受け取ったというメモを読んでいる姿が映し出されている。「僕の家族へ、ルーカス、ママ、パパ、サイラスとダリウス（インフルエンサー仲間）、そしてみんなへ……僕はみんなを愛していると言いたい。行く前にこの手紙を書きたかった。でも今僕は永遠に行ってしまうよ」とメモにある。ルーカスはますます混乱した様子を見せ、その後「お金を家族に分けてくれ」など、まるで遺書のような内容が続く。
ルーカスは家の中でマーカスを探しまわり、電話をかける様子が撮影され、その後、裏庭で墓石を見つける。撮影が止まった後、マーカスがカメラに向かって直接話す映像に切り替わる。
「僕は死んでない、家族にイタズラをしたかっただけなんだ。みんなごめんね」「このイタズラのためにLAまで飛んできた。自分でも信じられない」と話したマーカス。
この動画には、自殺をイタズラのネタに使ったことに対して罵倒するコメントが多数寄せられている。「兄を失ったことは、私が経験した中で最悪の出来事だった。実際に経験した人間として、これは本当に最悪」というコメントも見受けられた。
自殺防止チャリティー団体SAVEの代表者はInsiderへの声明の中で、「40秒に1人、自殺で亡くなっています」「つまり、これは冗談にしたり、最小限に抑えたり、笑わせようとするものではありません」「このような悪ふざけの動画や行為は適切ではなく、非常に危険な可能性があるという明確なメッセージを皆に送る必要があります」としている。
