歌手のアデルのラスベガス公演が、新型コロナウイルスの影響により延期になったことが明らかとなった。
アデルは1月20日(木)自身のSNSを更新。ラスベガスのレジデンシー公演(長期間にわたり、同じ劇場、内容で行われるコンサート)が延期になったことを、涙ながらに報告する動画を投稿した。
アデルのレジデンシー公演「Weekends with Adele」は21日(金)の夜より、ラスベガスのホテル「シーザーズ・パレス」内の劇場にて開幕する予定だったが、今後全日程が再調整されるという。
新しい日程の目途はたっていないという。
投稿した動画の中でアデルは、「本当に申し訳ないのだけど、私のショーはまだ準備が整っていないの」と語りだすと、「なんとか間に合うように、みんなによろこんでもらえるパフォーマンスを届けられるようにって、できる限り手を尽くしたんだけど、納期の遅れと新型コロナウイルスの影響もあって、予定通りのスタートが不可能な状態になってしまったの。スタッフの半数が新型コロナに感染して、今も感染拡大している状況ということもあって、ショーをするのはとても難しいわ。こんなに直前のお知らせになってしまってごめんなさい。もう30時間以上眠らずに、なんとか実施に向けて動いていたけれど、どうしても間に合わない。私自身とても動揺しているし、こうなってしまったことが本当に恥ずかしい。そしてこの公演のためにラスベガスまで来てくださった皆さんに、本当に本当に申し訳ない」と、涙ながらに状況を説明した。
この投稿をInstagramで見る
さらに彼女は、「今後、すべての日程を再調整する予定よ。今もその作業中で、かならずやりとげて、皆さんに披露するわ。ただ現時点で、やらなければならないことがたくさんあって、処理しきれていないの。本当にごめんなさい」と、複数回謝罪の言葉を述べていた。