ジョー・バイデン米大統領がボソッとつぶやいた「本音」がマイクに拾われてしまい、大きな話題となっている。
このハプニングは1月24日(月)、ジョー・バイデン大統領が主催したホワイトハウスでの消費財の引き下げを行うための会合で起こった。
会合の最後で、Fox Newsのレポーター、ピーター・ドゥーシーが、この日の朝にバイデン大統領が受けたウクライナの状況に関する電話の内容をたずねたのだ。
ところがどうやらバイデン大統領はこの質問が気に入らなかったようだ。「この受け答えがイヤな理由はただ一つ。君が決して、この会合を開いた理由を報じないからだよ」と口にしたバイデン大統領は、「これはとても重要なことだ。今回、ヨーロッパの全首脳と完全一致する会合を行えたことは大いに意義のあることだった。後で話をしよう。ありがとう」と、直接的な回答を避けたのだった。
そして会合が終了し、レポーターたちが外に出るよう促された際、ピーター・ドゥーシーは声を張り上げ、バイデン大統領に対し「中間選挙において、インフレは政治責任問題になると思うか?」と再び質問。
バイデン大統領は「いや、むしろ大きな利点になる。もっとインフレを」と答えた。そしてその直後、低い声で「なんてバカで低レベルなヤツなんだ」とつぶやいたのだ。
バイデン大統領はスイッチが切れていると思い込んでいたようだが、この発言はマイクにバッチリ拾われており、世界中で報じられることとなってしまったのだった。
なお、この発言からまもなく、バイデン大統領はドゥーシーに直接電話し謝罪した上で、「悪気はなかった」と釈明したという。これはドゥーシー本人が明かしたもので、彼自身も「バイデン大統領は誤解を解いてくれた。感謝している。いい電話だった」と謝罪を受け入れた様子であった。
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