歌手ジャネット・ジャクソンのドキュメンタリー番組にて、あの大物歌手と、兄である故マイケル・ジャクソンの衝撃的な過去が明らかになっている。
今回、米テレビ局A&Eで放送される自身ドキュメンタリー「Janet Jackson」に出演したジャネット・ジャクソンは、幼いころからダイアナ・ロスやサミー・デイヴィス・Jr.といった多くのセレブが自宅を訪れていたことを明かし、その中でも印象に残った一夜のできごとを振り返った。
「ある夜、ウチで開いたパーティーにデヴィッド・ボウイがやってきたの」と切り出したジャネットは、「たぶん、人目につかないところに行きたかったんだろうけど、彼は空き部屋を探していたのよ」と続けた。
こうして空いている場所を探していたデヴィッド・ボウイだったが、立ち入った部屋でジャクソン家の兄弟2人と遭遇したという。
それが、マイケル・ジャクソンとランディ・ジャクソンだった。
ランディ・ジャクソンは当時について、「マイケルとぼくはパーティーから離れたくて、別の部屋にいたんだ」と振り返ると「そしたらボウイが入ってきて、ぼくたちに『ハイになれるもの』をすすめてきたんだよ」と明かした。
そして、「ぼくとマイケルはお互い顔を見合わせて、『イヤイヤ、いらないよ』って断った。それが何かは知らなかったけど、でも、『結構です』って言わなきゃいけないものだってことはわかった」と、デヴィッド・ボウイからドラッグをすすめられた経験があったことを告白したのだ。
またこの番組では、ジャクソン一家が引っ越してきた土地で受けた人種差別や、そのような環境においても成功をおさめることができた裏に、父の厳しい教育があったことが明かされている。
番組内で「私の兄も姉も、みんな、『なぜ父が厳しいのか』をいつも教えてくれていたのよ」と語ったジャネットは、「私が今ここにいられるようなキャリアを築くことができたのは、父のおかげなの」と感謝の思いを口にした。
