ヘンリー王子とメーガン妃が大手音楽配信サービス「Spotify(スポティファイ)」を非難している。
「Spotify」は、以前から反ワクチン派として知られるコメディアン、ジョー・ローガンのポッドキャスト番組を配信し続けていることから、大物アーティストのニール・ヤングやジョニ・ミチェルらが、「新型コロナウイルスに関して誤った情報を拡散している」と抗議。自身の楽曲をサービスから削除するよう求めている。
今回、ヘンリー王子とメーガン妃もこの問題に懸念を抱き、声明を発表した。
ヘンリー王子とメーガン妃は2020年、「Spotify」と複数年にわたる大型契約を結んでいる。
そんな2人は1月30日(日)、自身が設立したアーチウェル財団のホームページにて「2021年4月から、『Spotify』上で配信される新型コロナウイルスに関する誤った情報に懸念を抱いていました」と声明文を発表した。
さらに「アーチウェル財団の設立以降、私たちはリアルタイムで発生する世界的な誤情報による危機に対応すべく取り組んできました。何百万人もの人々が、日々まちがった情報や意味のない情報に振り回され、深刻な被害を受けています」と続けた夫妻は、「昨年4月以降、私たちは『Spotify』のパートナーに対して、プラットフォーム上で展開される新型コロナウイルスに関する誤った情報が、現実的に深刻な問題を引き起こすことを指摘し、懸念を示してきました。今後も私たちは、『Spotify』がこの世界的な健康危機に対し手助けできるようなプラットフォームになるよう、意見し続けます」と付け加えた。
そして、「『Spotify』がこの問題に真剣に向き合うことを期待し、私たちも共に取り組んでいきます」と締めくくっている。
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