「アメリカズ・ゴット・タレント」の審査員で知られる有名音楽プロデューサーのサイモン・コーウェル(62)が先週、電動自転車で事故を起こし、腕を骨折した。Page Sixが伝えている。
現地時間1月27日(木)、西ロンドンの自宅付近でサイモン・コーウェルがe-bike(電動自転車)に乗っていた際、滑り落ちて転倒。腕の骨を折り病院へと運ばれた。別の関係者はサイモンについて「彼は無事で、自宅で治療している」と付け加えている。
英サン紙によると、サイモンは時速20マイル(約32キロ)で走行した後に自転車から振り落とされ、その時彼はヘルメットをかぶっていなかったという。ある関係者は「彼はモーターをオンにしたままペダルを漕いでいたのですが、濡れた路面に入った際、突然車足元から崩れ落ちたのです」「彼は滑り落ち、ハンドルバーを越えて道路の真ん中まで飛んで行きました」と、語っている。
その関係者は、ヘルメットをかぶらなかったサイモンの決断は「愚か」であり、その選択によって彼は「オペラ座の怪人」のように顔中に血を流すことになったと語っている。事故後サイモンは、近くの病院に運ばれ、真っ黄色のギブスをつけて数時間以内に退院した。
サイモンが電動自転車で事故を起こすのはこれが初めてではない。2020年にも彼は電動自転車により背中を3カ所も骨折する事故を起こしていた。
2020年8月、マリブの邸宅の外で約200万円の高級電動自転車を試乗した際、転落し背中を3カ所骨折。6時間の手術を受け、背中に金属ロッドを挿入することとなった。その年の12月、サイモンは最大10億円の損害賠償を求め、電動自転車の製造元を訴えることを考えていると報じられていた。
英サン紙によると、それでもサイモンは今後も自転車に乗る予定だが、さすがに懲りたのか、今後はヘルメットをかぶる予定だという。サイモンの代理人は今回の件に関しまだコメントは出していない。