歌手のジャスティン・ビーバーが「Bored Ape Yacht Club（BAYC）」というアートのNFT（※）を129万ドル（約1億4900万円）で購入した。これは市場評価価格の約6倍にあたるという。
※NFT：「Non-Fungible Token（非代替性トークン）」の略称で、偽造することができないデジタルデータ（音楽や映像・画像を数値で表したもの）のこと。
（Media Argo（https://www.fisco.co.jp/media/crypto/nft-about/）より）
1月31日（月）、ジャスティン・ビーバーは自身のインスタグラムを更新。今回、購入したと思われる、黒いTシャツを着たサルが涙を浮かべているアート「BAYC #3001」の写真を投稿した。
この投稿をInstagramで見る
この投稿のキャプションにはジャスティンの楽曲「Lonely」の歌詞「What if you had it all（もし君がすべてを手に入れているのに）, but nobody to call（電話をする相手がいないのなら）, maybe then you’d know me（ぼくの境遇がわかるだろう）. Cuz I’ve had everything （だってぼくはすべてを手に入れたのに）but noones listening（誰もぼくの話を聞いてくれない） and that’s just fuckin lonely（それって死ぬほど孤独）」というフレーズとともに、「#lonelyboredape（ひとりぼっちの退屈なサル）」というハッシュタグが添えられている。
ジャスティンはこのアートを、500イーサリアム（仮想通貨）で購入。これは129万ドル（約1億4900万円）相当になるとされている。
一方、1月29日時点でのこのNFTの価値は20万8,237ドル（約2,394万円）と評価されており、ジャスティンは6倍以上の価格で購入したことになる。
このことに気づいたインターネットユーザーはすぐさまツイッターを更新。市場価格をはるかに上回る値段で購入したジャスティンをからかい始めた。。
中には「ジャスティンは市場価格の5倍で『Bored Ape』のアートを買ったんだってさ。別にレア物でもないのに。絶対だまされてるよ」という声や、「今度落ち込んでベッドに沈むことがあれば、覚えておくといい。ジャスティン・ビーバーは129万ドルでサルの絵を買ったんだ」といった声があがっている。
