2007年に公開された映画『マリー・アントワネット』で共演した女優キルスティン・ダンストとジェイミー・ドーナンが、撮影当時を振り返っている。
今回「Variety」の、俳優同士の対談企画「Actors on Actors」にて、オンライン上で再会した2人。
映画ではキルスティン・ダンストが主役のマリー・アントワネットを、ジェイミー・ドーナンはその友人であり恋の相手、フェルセン伯爵を演じ、『ロスト・イン・トランスレーション』などで知られるソフィア・コッポラがメガホンを取った。
作品の1シーンではヌードにも挑戦したキルスティン。対談の中ではその際の心境も語られた。
当時22歳だったキルスティンは、撮影全体を通してずっと緊張していたという。
キルスティンはジェイミーとの共演シーンについて、「私たち、イチャイチャするシーンが多かったでしょう。あれ、すごく気まずいの。これまでにやりやすいと感じたことなんか一度もない」と語った上で、ラブシーンは特にやりづらかったと明かした。
実はこの作品では、製作の段階でキルスティンとジェイミーとの濃厚なラブシーンやキルスティンのヌードシーンが撮影されていた。しかし、本編ではカットされていたという。
「確か、私が初めて作品内で胸を出したのは、ソフィア・コッポラ監督の作品だと思う」とヌードシーンを振り返ったキルスティンは、「彼女はそのシーンを使わなかったし、あなたもその場にはいなかったと思うけど、とにかく緊張していたのよ」と告白。
これに対し、この作品が俳優デビューとなったジェイミーは「そんなはずはない。すごくうまくやっていたじゃないか。君は全て計算通りに進めていたのかと思っていたよ」とおどろきを隠せない様子だった。
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