元ミス・カリフォルニアの女性が、マスクをつけていない人々にお金を渡す動画が話題となっている。
このたび、元ミス・カリフォルニアのキャリー・プレジーンが自身のインスタグラムに投稿したのは、カリフォルニア州で定められているマスク着用義務に反対するべく、マスクをつけていない人々にお金を渡す動画だ。
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キャリー・プレジーンはこの動画に、「独裁政治に従わないノーマルな人々に、5ドルをお渡ししています」とキャプションを添えている。動画の中で彼女は、あるお店を訪れていたマスクをしていない2人の年配女性にお金を渡していた。
キャリーといえば、2009年、ミスUSAのコンテストにて同性愛者の結婚に反対する主張をしていたことでも知られている。
そんな彼女はもう1本、店を訪れた2人の女性が店内でマスクを外す動画を投稿。「今日のお気に入りの1コマ」とキャプションを添えた。
キャリーはここ数週間、SNSを通じてマスク着用義務に反対する主張を行っている。
投稿した動画の中でキャリーは、幼い少女に現金を渡し、「明日マスクをつけないで学校に行ったら、とってもドキドキするだろうし、緊張するでしょう。でも、あなたは正しいことをしているの。疑問に思わなくていいのよ」と語りかけていた。さらに「あなたは次のローザ・パークスよ、あなたは次のマーティン・ルーサー・キングなの」と歴史に名を残す人権活動家の名を挙げて訴えかけている。
このような動画には、「すばらしい」「楽しいし、勉強になる」と称賛する声もある一方で、「クリスチャンじゃないね」「そんなことで有名になりたいの?」「一体彼女に何があったんだ?」と非難する声も多い。
そんなキャリーはRolling Stoneの取材に対し、重症化しにくい子供たちがマスクをつけることには「意味がない」と主張している。