アジア系アメリカ人女優のオークワフィナが、黒人なまりの英語を話す自身に対する批判について発言している。
2月5日(土)、中国系アメリカ人の父と、韓国系移民の母を持つオークワフィナは自身のツイッターを更新。長文のメモを投稿した。
その中で彼女は、「アメリカにおけるアフリカ系アメリカ人社会の歴史的な背景」は承知している、とした上で、「現代の生活において、言語的かつ移民的な文化変容、そしてインターネットスラングの世界的な広まり、それらすべてが、ポップカルチャーと誹謗中傷の間に微妙なラインを作り上げている」とつづった。
さらに、「黒人ではない有色人種として、私は常に黒人なまりの英語の成り立ちやその歴史を知り、積極的に学んできた。これまで阻害されてきたすべての人々の進歩に対して、適切と思われるものもあれば、逆行していると思われるものもあった」と続けたオークワフィナは、「でもこれだけは声を大にして言わせて。他人をバカにしたり、軽蔑したり、あらゆる方法で嫌がらせしたりすることは絶対にない。私はそんな人間ではない。これまでも、これからもそう」と、黒人なまりの英語を使うことにネガティブな意図はないことを訴えた。
なお、オークワフィナの英語のなまりに関しては以前、あるツイッターユーザーから「オークワフィナが『典型的なアジア人なまりの英語を話すのはやめておくわ。私のような人々に対して無礼なことだから』って態度なの、本当に腹が立つ。それなのにおもしろおかしく、黒人なまりの英語使って。考えられない」と強く非難していた。
一方、オークワフィナは自身の話し方について、周囲の環境に大きな影響を受けたもので、意図的にマネをしたりからかうようなつもりはなかったと語っていた。
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