人気海外ドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」(2009-2017)への出演で知られる女優のニーナ・ドブレフ(33)が、実は同作に出演する前、「ゴシップガール」(2007-2012)のスピンオフ版のオーディションを受けていたことを明らかになった。
「ゴシップガール」のキャスティング・ディレクターであるデヴィッド・ラパポート氏が米People誌に語ったところによれば、ニーナが受けたのは、若き日のリリー役。リリーと言えば、主人公セリーナ・ヴァンダーウッドセン(演:ブレイク・ライブリー)の母親(演:ケリー・ラザフォード)だが、この頃、制作陣の間では、若き日のリリーを主人公としたスピンオフ「Valley Girls(原題)」制作の話が持ち上がっていたのだ。
セリーナ役ブレイク・ライブリー(左)、リリー役ケリー・ラザフォード↓↓
serena and lily gossip girl pic.twitter.com/BfFOdMa9
— Michele❤ (@michelehnr) January 20, 2013
いずれにせよ、リリー役のオーディションを受けたというニーナだが、「ケリー・ラザフォードに似ていない」ことが原因で落選。結局、この役は、ブリタニー・スノウが演じることになり、「ゴシップガール」シーズン2の第24話「ヴァレー・ガールズ」では、17歳だった当時のリリー役として登場しているものの、結果的にスピンオフが制作されることはなかった。
若き日のリリーを演じたブリタニー・スノウ↓↓
Gossip Girl sin Leighton Meester ni Blake Lively? No gracias, mejor hagan el spin off de las Valley Girls 😍 pic.twitter.com/OBpMdOT0Sn
— lily (@lilytown_91) July 18, 2019
先日、「ゴシップガール」に出演していた女優ジェシカ・ゾア(ヴァネッサ・エイブラムズ役)がホストを務めるポッドキャスト番組「XOXO」に出演したラパポート氏は「あれは私がこれまでに見た、最高のオーディションの一つだ。特にあの役では」と語っており、ニーナの演技自体はとてもすばらしいものだったことを明かしている。
「数年後にこの子のことを思い出して、“ああ、この機会を逃したんだよな…”って思うんだろうなって思ったことは覚えているよ。彼女はほんとすばらしかったからね!」
ラパポート氏はまた、若き日のリリー役について、ニーナ以外にもダコタ・ジョンソンやルーニー・マーラといった女優もオーディションを受けていたことを告白している。
ニーナはその後、「ゴシップガール」と同じ放送局The CWで2009年9月から放送された、ティーン恋愛ドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」で主人公エレナ・ギルバート役に抜てき。同作への出演で一躍有名となったニーナだが、それと同時に共演者イアン・サマーホルダー(写真右)との交際も発覚。公私ともに注目を集める存在となった。
引き続き女優として大活躍しているニーナは現在、5本の作品の公開が控えている。
U-NEXTにて独占配信中![PR]