リーアム・ニーソンが、アクション映画からの引退について言及している。
今回、情報番組「TODAY」のインタビューに登場した俳優のリーアム・ニーソン(69)は、最新出演作『ブラックライト』のPRを行う中で、アクション俳優という役割から引退することを考えていると明かした。
リーアムが「アクション俳優」としての地位を確立させたのは、2008年の映画『96時間』への出演がきっかけだった。
出演にあたってリーアムは、この作品の脚本家であり監督のリュック・ベッソンに直接かけあったのだという。当時55歳だったリーアムにはチャンスは少ないと思われたが、若いころから親しんでいたボクシングの経験が生かされた。
結果として、役を得ることができたリーアムだったが、出演に向け、パリで3か月間のトレーニングを行ったという。
リーアムは当時のプロセスについて、「そのまんま映画にできるんじゃないかと思ったよ」と振り返っている。
そんな『96時間』は見事、大成功をおさめ、2012年には2作目、2014年には3作目が発表された。また作品のヒットと同時に、リーアムのもとには複数のアクション映画オファーが届き始めたが、自身が年を重ねたこともあり、戸惑いが生まれはじめたという。
インタビューの中で、「私は今年、70歳になる。もうそろそろ、逃れてもいいころかなと思っているんだ」とアクション俳優からの卒業を示唆したリーアムは、「アクション映画からは身を引くよ。お客さんはバカじゃない。いつまでもやっていたら、『なんだ、もうリーアム・ニーソンなんてもういいよ。71歳だろ?』って言われるかもしれない。72になっても、73になっても。だから、どこかの段階でやめるよ」と付け加えている。
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