キム・カーダシアンが表紙を飾ったVogue誌が、ネット上で批判の嵐にさらされている。
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キムは米Vogue誌の3月号の表紙を飾り、バレンシアガやジバンシィなどの高級ファッションデザイナーによる服を着てポーズを取っている。
しかし、いくつかのネットユーザーは、キムがナオミ・キャンベルなどの黒人ファッションモデルや、さらにビヨンセなどの黒人歌手のルックスに似ていることを指摘したのだ。
300万人以上のフォロワーをもつアカウントは「キムとVogueは“黒人歴史月間”と言った」とつづっており、これに対しワシントン・ポスト紙の黒人コラムニスト、カレン・アティア氏は、「黒人歴史月間の真っ最中に、こんなことをされるなんて。黒人女性が何十年も美とスタイルのトレンドを作り出してきたのに、カーダシアンが『美の再定義』をしていると言われるのはとても疲れる」と辛辣なコメントを残した。
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キムといえば、過去にもブラックカルチャーの流用、ブラックフェイス、ブラックフィッシングなどで非難を受けたことがある。
2021年12月、黒人の子どもを持つキムは、「ブラックフィッシングなどの批判をどう乗り切ってきたか」と質問された際、「どんな文化であっても、それを汚すようなことはしない」と話していた。かつて西アフリカ発祥のスタイルであるフラニ編みで髪を結んでいることでバッシングを受けたキムは、「このヘアスタイルは、私じゃなくて、あなたに似合うかもしれないわねって感じで、娘と会話したことがあるの」とコメントし、娘から同じヘアスタイルにしてほしいと頼まれたことでやったと話していた。
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