ロバート・パティンソンが、『トワイライト』のオーディションについて明かしている。
今回、雑誌「GQ」のインタビューに登場したロバート・パティンソンは、映画『トワイライト』のエドワード・カレン役のオーディションを受ける際、緊張を和らげるため「ジアゼパム」と呼ばれる抗不安薬を飲んでいたことを告白した。
インタビューの中で、「俳優であれば誰もが経験することだと思うんだけど、オーディションに対する絶対的な恐怖が、僕自身にもあったんだ」と語ったロバートは、「どれだけ意気込んでいても、オーディション当日になると一気に自信がなくなってしまう。これと同じことが、『トワイライト』のオーディションの朝にも起こったんだよね」と当時を振り返った。
緊張がマックスに達したロバートは、思わず事務所のスタッフに、パニックになってしまっていることを伝えたという。この時はオーディションを辞退することも考えたそうだ。
すると事務所のスタッフはロバートに対し、不安神経症などのさまざまな症状に使用される処方薬「ジアゼパム」を服用するよう指示したのだった。
「これまで『ジアゼパム』なんか飲んだことがなかったんだ」と語ったロバートは、「でもその後、窓を開けたタクシーの後部座席で、すごくすがすがしい気分になったのを覚えてる。『こんな気分、今までのぼくにはなかったものだ』って感じた。オーディションでは、このなんともフワフワしたような、どこか現実味のない感覚が、役に合っていると思われたのかもしれないな」と、主役を勝ち取った舞台裏を明かしていた。
そんなロバートが出演した『トワイライト』は見事大ヒット。2008年に第一作『トワイライト〜初恋〜』が公開された後は、2011年までに4作品が発表され、大人気シリーズとなった。
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