ジム・キャリーが、アメリカンフットボール(NFL)の優勝決定戦「スーパーボウル」の放送中に流されるCMにサプライズ出演し、話題となっている。
今回、ジム・キャリーが出演したのは、アメリカの通信大手「ベライゾン」のコマーシャル。この中で彼は、1996年に出演した映画『ケーブルガイ』で演じたキャラクターを再現している。
【動画】“Goodbye Cable” Super Bowl | 5G Internet | Verizon :90
1996年に公開された『ケーブルガイ』では、ジムがテレビやインターネットの配管工「ケーブルガイ」を演じている。あるマンションに引っ越してきた男が、契約したケーブルテレビを接続するため呼んだのがジム演じるケーブルガイ。彼は4時間遅れでやってきただけでなく、やたらと馴れ馴れしく男に接し、その距離感がだんだんとおかしなものになっていくというサイコムービーだ。
このCMは、スーパーボウルの中でも特に注目が集まる「ハーフタイムショー」の直後に流されたということもあり、多くの人々がリアルタイムで視聴したようだ。
ベライゾン社のCMO、ディエゴ・スコッティ氏はCM放送にあたり「こんなにもテクノロジーが進化したスーパーボウルはこれまでなかっただろう。(開催地である)SoFiスタジアムは、5Gウルトラワイドバンド(超広帯域無線通信)に対応するように作られている。中でもベライゾンは、ホームインターネット、ビジネスインターネットともにアメリカ全土に5Gを拡大させている。スーパーボウルは、ジム・キャリー演じる『ケーブルガイ』が我々のメッセージを伝えるのに最適な場所だと言えるだろう」と語っている。
CMでは、有線インターネットの時代を生きてきたケーブルガイが、無線LANの存在を知りおどろく様子から、サービスの内容をしつこく質問し、「確認のためにまた明日くるわ」といって去っていくところまでが描かれている。