アメリカのランジェリーメーカー「ヴィクトリアズ・シークレット」が、ブランドイメージ改革のためにある意外な人物を採用したことがわかった。
WWDが報じたところによると、「ヴィクトリアズ・シークレット」はこのたび、TikTokerとして活躍するレミ・ベーダーをブランドアンバサダーとして起用。さらに彼女をサイズコンサルタントとして、今後ラージサイズも展開していくという。
@remibader LETS GO!!!!! @vspink ♬ Coming for You (feat. A1 x J1) – SwitchOTR
同社のCEOエイミー・ホークは発表文の中で、、「私たちは、レミがTikTokというプラットフォームを使って境界線をなくそうとしていること、そして実現していることに感激しています。私たちは常にブランドとして向上し、お客さまが勇気づけられ、自信を持っていただけるような製品を作るべく努力しています」とつづり、「彼女はインフルエンサーであることについて、あらゆる側面から本音で語り、自身のメンタルヘルスについてもオープンにしています。そのような姿に、深く感銘を受けているのです」と続けている。
またサイズコンサルタントとしての契約には、同社が今後、水着部門にXXLサイズを導入すること、さらに来月から全ての店舗の下着やアパレル部門にもXXLを展開することが含まれているという。
レミ・ベーダーは今回の契約について、「今回の契約についてとても興味をそそられたのは、『ヴィクトリアズ・シークレット』が私の正直さを受け入れてくださったこと、そして変化を見てみたいという思いの強さです。『ヴィクトリアズ・シークレット』はこれまで数年間にわたり、より包括的で、メンタルヘルスに力を入れた企業へと進化する努力をしてきました。私もその一員となり、若者たちが自分の体型を受け入れ、正直な声をあげられるように手助けができることを誇りに思っています」とコメントしている。
