トム・ホランドが、新作映画の役作り中に起きた意外なハプニングを明かしている。
2月18日(金)に日本でも公開がスタートした映画『アンチャーテッド』。この作品で主人公を演じたトム・ホランドは、バーテンダーという役柄のために、撮影がスタートする前にバーテンダー養成スクールに通っていたという。
先日、ジェシカ・シャウが司会をつとめるシリウスXMのラジオ番組に出演したトムは、今回の役づくりについて、「俳優という職業をやっている中でぼくが一番よかったと感じているのは、ただ興味があるというだけではなくて、何か理由を持って新しいスキルを学ぶ機会が得られるところなんだ」と語ると、「だから今回は、バーテンダー養成スクールに通った。実際にロンドンにあるバーでも働いたんだよ。ほんの少しだったけど、楽しかった。本当に充実していて、映画の中でも見どころの1つだよ」と、バーテンダーという仕事に魅了されたことを明かした。
ところが、あの『スパイダーマン』俳優がバーで働いているというウワサはあっという間に広がってしまう。
トムは「一瞬で街中に知れ渡ってしまったんだ。みんなが、『間違いなく、トムがこのバーで働いてる』って騒ぎになってしまったんだよ。そこで、支配人がなんとかしなければと思ったらしい。ぼくは何というか、追い出されてしまったんだ」と、本格的な役づくりにはげむあまりに起こってしまったハプニングを告白。「バーに戻ってみると、しばらくは気まずい状態だったんだけど、ある意味宣伝効果はあったから、彼らは黙ってぼくを受け入れてくれたんだよ」と、最終的に和解したことを明かしていた。
なお、2月16日(水)にはニューヨークで『アンチャーテッド』の特別上映イベントが行われ、トムは交際をオープンにしている女優ゼンデイヤとともに参加したことでも話題になっている。