イギリス人DJのジャマル・エドワーズが、2月20日（日）に死去したことがわかった。31歳だった。
ジャマル・エドワーズはウエストロンドン出身。DJとしての活動はもちろん、慈善活動家や起業家としても知られている。
中でも2006年に彼が設立した音楽プラットフォーム「SmokeyBarz TV（SBTV）」では、エド・シーラン、ジェシー・J、リタ・オラ、スケプタなど名だたるアーティストが若手時代に紹介されており、「グライム」と呼ばれる音楽ジャンルのパイオニアとして多くのファンたちから支持されていた。
また2015年には、チャールズ皇太子が設立した若者のための慈善団体「Prince’s Trust」の大使として積極的に慈善活動を行った功績が認められ、大英帝国勲章MBEが授与している。
そんな中、イギリスのトーク番組「Loose Women」のパネリストをつとめる母ブレンダ・エドワーズは、ジャマルの訃報をツイッターを通じて発表。急病による突然の死であったことを明かした。
After the devastating death of Jamal, our thoughts are with Brenda today. She’s sent us this message: pic.twitter.com/EZWH3b5tcX
— Loose Women (@loosewomen) February 21, 2022
ツイートの中で「私の美しい息子ジャマル・エドワーズが昨日の朝、突然の病気で亡くなったことを聞き、深い悲しみの中にいます」とつづったブレンダ・エドワーズは、「私自身も、彼の妹のタニシャも、彼の家族や友人たちも、完全に打ちのめされています。彼は私たちの世界の中心にいたのです」と続けた。
さらにブレンダは、「彼の死を受け入れるため、どうか私たちのプライバシーを尊重していただければ幸いです。皆さんからの愛とサポートのこもったメッセージに感謝しています。ジャマルは私自身だけでなく、多くの人にインスピレーションを与えてくれました。私たちの彼への愛、そして彼の残した功績はこれからも生き続けます。ジャマル・エドワーズ万歳」と付け加えている。
