エヴァン・レイチェル・ウッドが壮絶な体験を赤裸々に語っている。
2月22日、米HBOは2部構成のドキュメンタリー番組「Phoenix Rising」の予告動画を公開。この番組では、女優のエヴァン・レイチェル・ウッドが、自身のキャリアやかつての交際相手で歌手のマリリン・マンソンから受けた性的虐待について詳しく語っているという。
【動画】Phoenix Rising | Official Trailer | HBO
公開された予告編の中でエヴァは、「私は活動家になり、家庭内暴力や性的虐待の被害者、そして経験者のために闘ってきたの」と語ると、「人々は私たちの経験談を聞くだけでなく、『話はわかった。何かを変える必要があることだね』って言ってくれたのよ」と続けている。
エヴァンは自身の体験をもとに、カリフォルニア州における家庭内暴力事件の時効を延長する法律「フェニックス法」の成立に尽力。成立に向けての周知活動も行っていた。
このことについて番組内で「このようなことは、他のだれにも起きないようにしなければならない。私の話す内容が疑われることなく、疑問を持たれることなく、恥をかかされることもなかったのは、今回が初めてだったのよ。人々が本当に親身になって話を聞いてくれたのもこれが初めて」と述べたエヴァンは、「その時、『この感覚はなんだろう』って不思議な気持ちだったの。でも、信じてもらえることの安心感って、きっとこんな感覚なのね」と付け加えている。
またこの番組では、エヴァンとマリリン・マンソンとの交際についても明かされるという。予告編ではエヴァが、「今日はマリリン・マンソンことブライアン・ワーナーについてお話します」と口にする場面もある。
エヴァンのドキュメンタリー番組「Phoenix Rising」は、パート1「Phoenix Rising: Don’t Fall」が3月15日(火)、パート2「Phoenix Rising: Stand Up」が翌日16日(水)に放送される。