※この記事には、アンドリュー・ガーフィールド版『スパイダーマン』シリーズと、トム・ホランド版『スパイダーマン』シリーズにまつわるネタバレがあります。
“新スパイダーマン”を演じているトム・ホランド(25)が、かつて映画『アメイジング・スパイダーマン』シリーズにてスパイダーマン役を演じた俳優アンドリュー・ガーフィールド(38)に、あるジェラシーを感じていたことが明らかとなった。
現在絶賛公開中のトム・ホランド版の新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジが危険な呪文を唱えたことにより、マルチバースの扉が開き、ドック・オク、グリーン・ゴブリン、エレクトロ、サンドマン、リザードといった過去シリーズに登場した強敵たちはもちろん、トビー・マグワイア版スパイダーマンとアンドリュー版スパイダーマンまでもが次元を超えトム演じるスパイダーマンのもとに集結。スパイダーマンファンにはたまらない、豪華な展開となった。
【動画】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』予告編
アンドリューが米Variety誌に明かしたところによると、3人のスパイダーマンが一堂に会した撮影現場では、それぞれがお互いのスーツを比較しあい、各々のスーツの利点などを話し合ったという。すると、アンドリューのスーツの良い点を聞いたトムは思わず彼に嫉妬。いかに自分が着ているスーツが不便であるかを悟ったという。
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「(現場では)トイレにいくときや、股間まわりのパッドの話もあったよ。それぞれにとって、(スーツの)何が良かったか話し合ったんだ。トムは嫉妬していたよ。だって、僕のスーツには小さなジッパー(チャック)があって、いとも簡単に手を出せるからね。彼は(ジッパーがなくて)手を使えないから携帯を触るには鼻を使うしかないんだ」
トムは最近出演したテレビ番組の中で、自身が着るスパイダーマンのスーツにはジッパーがないことを告白。まだ新人扱いだった第一作目の単独主演映画『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の撮影当時、スタジオ側に良い印象を与えたいがために、11時間もぶっ続けで撮影を行ったことを明かしていた。
また、アンドリューは「最初に、僕らがスーツを着たときは、ただの俳優である普通の男がただ一緒にたむろっているようで滑稽(こっけい)だったね。だけど、その後、ファンかのように、『ああ、なんてこった。僕らはまた一緒ににスーツを着て、(糸を出す)指さしポーズをやっているんだ!』ってなったんだ」とも発言。3人そろっての撮影は思いのほか楽しかったようだ。