『デッドプール』のヴァネッサ役で知られる女優のモリーナ・バッカリンが、『アベンジャーズ』のあのキャラクターのオーディションについて明かした。
モリーナ・バッカリン↓↓
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モリーナは『NUMBERS 天才数学者の事件ファイル』、『メンタリスト』、『ラスベガス』、『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』、『ダート』などに出演し、ABCのテレビシリーズ『V』で一躍有名になった。また、『デッドプール』と『デッドプール2』ではウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)の恋敵ヴァネッサを演じ、映画でも印象的なキャリアを積んでいる。
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そんな彼女は、2012年の『アベンジャーズ』に登場するS.H.I.E.L.D.の一員、マリア・ヒル役でMCUに参加するところだったという。モリーナの他に、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジェシカ・ルーカスなどがこの役の候補にあがあっていたという。モリーナは『アベンジャーズ』で監督を務めたジョス・ウェドンとの仕事の経験が多かったため最有力候補とも言われていた。
モリーナは先日、ポッドキャスト「Happy Sad Confused」に登場し、オーディションを受けた時の出来事について語った。またジョス・ウェドンが支持するキャラクターの考え方にどうしても馴染めなかったと明かしている。「私はまったく理解できなかったわ。(ジョス・ウェドンが)私を連れてきてくれたことはうれしかったけど、彼は彼女がエイリアンのシガニー・ウィーバーのようだと言い続け、彼女はこの種のハードなエッジを持っていると言いましたが、私は『理解できない』という感じだったの。ページで見てもわからないし、やってもダメだった。コビー・スマルダーズと一緒にいて、お互いにテストして『この役は彼女に決まりだ、間違いない』と思ったのよ」。
最終的にマリア・ヒルはコビー・スマルダーズが獲得した。マリア・ヒルは「シビル・ウォー」コミックス中の主要キャラクターで、アベンジャーズと対立するだけでなく、味方にもなってきた存在。このキャラクターはMCUの定番となり、脇役であっても世界中の多くの人に知られるようになったキャラクターの一例となった。