『アイ・アム・サム』や『ミスティック・リバー』などで知られる俳優のショーン・ペン(61)が、ロシアの侵攻がすすむウクライナに入国していた。
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ショーンといえば、これまでも政治的活動をおこなってきた。彼は先日、キエフで行われた記者会見の最前列にいるところを目撃された。
ショーンは、昨年から同国で激化する緊張が走る中、ドキュメンタリーを制作していたようで、今週初めに現状を自身の目で見るためにウクライナ入りをしたという。昨年11月、ショーンはウクライナの国境で戦闘員と話をするために、防弾チョッキとヘルメットを着用したところを目撃されている。
また、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は先日、インスタグラムのストーリーに、ショーンとの会談を投稿した。Newsweekによると、ショーンはウクライナに入国後、すでに副首相や軍人とも話しているという。
ウクライナ大使館は、Newsweekの声明の中で「ショーン・ペン氏は、多くの人、特に欧米の政治家に欠けている勇気を見せてくれています。今、我が国にそのような人々が増えれば、それはウクライナの真の友人であり、自由のための闘いを支援する人々が増えれば、ロシアの裏切り行為を止めることがより早く可能になることでしょう」としている。
これまで2度もオスカーを受賞しているショーン。彼が、危険な地へと足を運んだのはこれが初めてではなく、彼は2005年のハリケーン・カトリーナの直後、ニューオリンズに行き、嵐で立ち往生した人々を救助しているところを目撃されていた。
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