急逝したボブ・サゲットは、大理石の床に頭を打ち付けたと考えられているようだ。
俳優・コメディアンとして活動していたボブ・サゲットは1月9日、スタンダップコメディライブに出演するために滞在していた、米フロリダ州のホテルの部屋内で亡くなった。事件性や薬物の形跡もなかったことから、死因についての調査がすすめられていた。
そして先日、警察当局はボブが「鈍的頭部外傷」で亡くなったと結論づけた。
一方、ある医師はこの発表を受けて、ボブは階段から落ちるか、バットで殴られたのではないかと推測するほど、ひどい頭蓋骨骨折を負っていたと主張していた。
そんな中、米ピープル誌は今回、警察当局がボブの死亡時の詳細について、滞在していた部屋にあるバスルームにて、後方に倒れたことで大理石の床に頭を打ち、負傷していることに気がつかないままベッドで意識を失ったとみていると報じたのだ。
米ピープル誌によると、ボブはバスルームで倒れた時点で一度意識を失ったが、その後意識を取り戻し、ベッドに上がって眠りに落ちた。しかし再び意識を失い、そのまま帰らぬ人となったのだという。
ボブの死亡推定時刻は、遺体が発見される12時間前の午前4時ごろと推定されている。
オレンジ郡保安官事務所は、米ピープル誌の取材に対し、「通常では考えられないケースだ。まだ多くの未解決課題が残っている」と語っている。
なお、ボブが滞在していたホテルの従業員は、彼が到着した際の様子について「ロビーで人々に手を振り、ジョークを飛ばしていた」と明かしている。
また、この従業員は、「ファンから自撮りを頼まれると、駆け寄って彼らのスマホを手に取り、気さくに応じていました。彼はハッピーでポジティブなエネルギーの塊のような人だったのです」と付け加えている。
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