ケヴィン・コスナーが、今は亡き友人について振り返っている。
先日、2022年全米映画俳優組合賞にて、米ピープル誌のインタビューに応えた俳優のケヴィン・コスナーは、10年前の2月に亡くなった歌手ホイットニー・ヒューストンとの思い出を明かした。
ケヴィンとホイットニー・ヒューストンは1992年公開の映画『ボディガード』で共演。女優・歌手として世界的に活躍するトップスター、レイチェル(演:ホイットニー)とそのボディーガード、フランク(演:ケヴィン)の恋を描いた物語だ。ホイットニーはこの作品の主題歌「I Will Always Love You」も担当し、映画とともに大ヒットをおさめた。
【動画】Whitney Houston – I Will Always Love You (Official 4K Video)
インタビューの中でこの作品について「最高の出来栄えといえる映画が完成した時、それは決して忘れることができない瞬間、そして映像になる」と語ったケヴィンは、主題歌「I Will Always Love You」にも言及し、「彼女を爆発的にヒットさせることになったあの曲が発表された当時のことを、私たちは決して忘れないだろう。彼女が最初のフレーズをアカペラで歌ったとき、音楽的な世界観がガラっと変わったんだ」と、ホイットニーの歌声に衝撃を受けたことを明かした。
さらにケヴィンは、「あの映画における彼女のあのシーン。忘れることなんてできないよ。最高の状態で作品作りが行われていたからこそ、あの瞬間が生まれたんだ」と振り返った。
この作品を通して交流を深めることになったケヴィンをホイットニー。2012年にホイットニーが亡くなった際には、葬儀でのスピーチをケヴィンが行った。
映画『ボディガード』については昨年9月、リメイク版が製作されることが発表されている。
tvgrooveをフォロー!