TikTokの仕様に大きな変更があったようだ。
若者を中心に人気をはくしている動画共有アプリ「TikTok」。これまで、投稿できる動画の長さは3分までに制限されていた。
しかし今回の変更にともない、最長10分までの動画が共有できるようになったのだ。
これまで、クリエイターが長時間の動画を投稿する際には、動画そのものを「パート1、パート2」など2本以上に分けなければならなかった。ユーザーはその動画を確認するためにクリエイターをフォローし、続くフィードを確認しなければならず、時間に追われている際にはストレスの一因にもなっていた。
そんな中で実施されたこの動画尺の変更。一部ユーザーからは好意的にとられているようだ。
TikTokの担当者は今回の変更について、「私たちはこのコミュニティに価値をもたらし、TikTokでの体験を豊かにする新しい方法はないかとつねに考えています」と語り、「昨年、私たちは投稿できる動画の時間を3分までに変更しました。これにより、TikTokでより多くの時間をつかって創作し、楽しんでいただけるようになりました。本日、最長10分の動画をアップロードできる機能をスタートさせることで、世界中のクリエイターたちがさらに自分たちの可能性を解き放てることを期待しています」と付け加えている。
TikTokは2016年から展開しているアプリで、当初投稿できる動画は15秒までだった。これが60秒までに変更され、昨年7月に3分までに延長されている。
アルゴリズムを導入し、ユーザーの興味に合わせた動画を自動再生するという機能が人気を集める要因となり、全世界での月間のアクティブユーザー数は11億5000万人を超えるとされている。
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