※この記事には『The Batmanーザ・バットマンー』のネタバレが含まれています。
ゾーイ・クラヴィッツが、最新映画で自身が演じたキャラクターの性的指向について言及している。
3月4日に公開される映画『The Batmanーザ・バットマンー』にて、キャットウーマンことセリーナ・カイルを演じている女優のゾーイ・クラヴィッツが、キャラクターの性的指向を明かしている。
『The Batmanーザ・バットマンー』の中には、セリーナが自分のアパートに入り、女性の友人アニカを「ベイビー」と呼びながら探し回るシーンがある。「ベイビー」は恋人や配偶者を呼ぶ際に使われる単語であることから、映画を見た人々からは2人の関係が友人以上なのではないかとの声があがっているのだ。
この疑問について、ゾーイ本人がPedestrian.tvのインタビューで答えている。
ゾーイはインタビューの中で、「私は間違いなく、2人が何らかの恋愛関係にあったと解釈しているわ」と明言したのだ。
なお、この質問を投げかけた記者は、キャットウーマンがバイセクシュアルだったというゾーイの発言に大よろこび。ゾーイ自身も「わかる!」と反応していた。
また同作の監督をつとめたマット・リーヴスも、キャットウーマンについて口を開いている。
「この映画はセリーナ・カイルというキャラクターを忠実に表現しているんだ。彼女はまだキャットウーマンになっていない。でも、そうなるためのすべての要素がそろっているんだよ」と語ったマット・リーヴスは、「アニカとセリーナの関係については、ゾーイとかなり早い段階から話をしていたんだ。その時のゾーイの、『セリーナは自分がはぐれ者だったからこそ、はぐれ者に惹かれ、同じような思いをしてほしくなくて、何とかしてあげたいと考える。アニカもはぐれ者だったから、惹かれていったのでしょうね。アニカはセリーナと一緒になることで、失った母とのつながりを表しているんじゃないかしら』って発言がぼくはすごく気に入ったんだ」と続けた。
そのうえでマークは、「だから直接、恋愛関係がどうとかってからめたわけではないんだけど、確かにそういう解釈もできるよね。彼女はアニカと親密な関係にある。性的なことというより、深い思いやりなんじゃないかと考えているけど」と付け加えている。