人気女優のゼンデイヤが、映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の撮影現場でのあるエピソードを明かしている。
『DUNE/デューン 砂の惑星』は、未来が視える能力を持つ青年、ポール・アトレイデスの物語。皇帝の命(めい)でその惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる、過酷な砂の惑星デューンへ移住したことを機にアトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。父を殺され、復讐そして全宇宙の平和のために、巨大なサンドワームが襲い来るその星で“命を狙われるひとりの青年”ポールが立ち上がる。
同作で共演を果たしたゼンデイヤとティモシー・シャラメだが、実はゼンデイヤはティモシーとの撮影で緊張してしまったという。
今回「W Magazine」のインタビューに応じたゼンデイヤは、映画での撮影を振り返り、「私はちょうど親知らずを抜いたばかりだったの…。一番怖かったのは、自分の口が見苦しくなってしまうことだった。ティモシーとのシーンでは、すごく近くにいなければいけなかったから、彼は私のドライソケット(抜歯した後の穴が塞がらず、骨が露出してしまう状態)の息を匂いを嗅ぐことになっちゃうって焦ったの」と、親知らずを抜いたばかりで息を気にしていたことを明かした。
また演技についてゼンデイヤは、「乙女座の私は、物事をコントロールできないことが嫌いで、実生活で自発性を発揮することは難しいの。おもしろいことに、だからこそ私は演技をとても愛しているの。自分ではなく、他の誰かになりきることができるから、安心して自発的に行動できる唯一の空間なの」と、演技の魅力について明かした。
映画『DUNE/デューン 砂の惑星』は大ヒットを受け続編の制作が決定。第二弾は2023年に日本での公開が予定されている。
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