エレン・デジェネレスの番組内での発言が物議をかもしている。
エレン・デジェネレスといえば、長寿トーク番組「エレンの部屋」で知られる大物司会者だ。そして先日、この「エレンの部屋」に初めて出演したのが、俳優のジェイコブ・エローディだった。
ジェイコブ・エローディは自身が出演するドラマ「ユーフォリア」の中でたびたびヌードシーンに挑戦している。エレンも番組内でこのことに触れ、ジェイコブに「あなた、しょっちゅう裸になるわよね」と切り出すと、「どんな気分で演じているの？脚本に書かれる時に、『君、裸になるのはどう？』って聞かれるの？」とたずねたのだ。
これに対しジェイコブは、「まあ仕方のないことだよ」と返答。「どのシーンも、『この人と寝るんだな』『この人と裸になるんだな』ってそんな感じ。でも確かに裸のシーンは多いよね。以前にも、ショッピングモールを上半身裸で歩くっていう映画をやったことがある。『なんで？』って感じだったよ」と続けた。
物議をかもしたのはこの後のエレンのコメントだった。
「『なんで？』って。自分の体見てみてよ」とジェイコブの鍛え上げられた肉体を称賛したエレンは、「気になったの。おそらく女優の場合、脚本の段階でヌードシーンをいれてもいいかどうか確認するわよね。でもあなたの場合、事前に確認されるのかしら？それとも、いきなりヌードシーンが書かれた脚本を渡されるの？それに、あなたは今は、裸になることを『あまり気にしない』って言ったけど、それはもう十分やったからってことなの？」と矢継ぎ早に質問。
これにジェイコブは少し戸惑いながらも、「『ユーフォリア』の中のぼくのキャラクターはそういうことを受け入れられるんだ。（ぼくが演じるネイトは）超マッチョで男らしい。そういう人たちってシャツを脱いでることが多いだろ？だからまあ、大丈夫なんだと思うよ」と答えた。
この一連のやりとりに、ファンからは、エレンがジェイコブを「性的対象」として見ているとの声があがったのだ。
BuzzFeedによると、ネット上にはファンからの「こんな風にいやらしい目で見られて、気まずくない人なんていないはず」という声や、「エレンがこうやって人を性的対象としてみているのは好きじゃない。『どうしてほしいの？あなたセクシーじゃない。だからいやらしい目で見られるのよ』って感じだった」といった声が集まっているという。
これらの反応に対し、ジェイコブは3月5日（土）にインスタグラムを更新。番組の写真とともに「エレンのこと、大好きだよ」と2人の間に確執はないことを強調している。
