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ウクライナ人俳優パシャ・リー、ロシア軍の砲撃で殺害される 享年33歳 亡くなる前日には軍服姿の写真を公開

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ウクライナ人俳優のパシャ・リーが、3月6日、ウクライナでのロシアの砲撃により死亡したことが明らかになった。

ウクライナ人俳優のパシャ・リーは、3月6日(日)、ウクライナの都市イルピンで、祖国に侵攻してきたロシア軍と戦っている最中に死亡した。享年33歳であった。オデッサ国際映画祭がインスタグラムの投稿を通じて発表した。

同映画祭は先週、リーが侵攻で、ロシア占領軍から国を守るため、ウクライナ軍の領土防衛軍に参加していたことを明らかにした。

また、同映画祭は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領がNATOに対し、ロシア軍機に対抗するために東欧諸国上空に飛行禁止区域を設定するよう求めたことに賛同し、「世界社会がロシアとの戦いでウクライナを助け、戦争を止めるよう」呼びかけた。

リーさんの訃報を受け、2021年のテレビドラマ「プロヴィンス」で共演したウクライナの女優アナスタシア・カシロヴァは、Facebookで共演者の死を悼んでいる。 

アナスタシア・カシロヴァは3月6日、「パシャ・リーはウクライナを守るイルペンでの砲撃の際に亡くなりました」「彼は俳優であり、テレビ司会者であり、私の同僚であり、よき友人です。少し前にも子供向け映画のティーザーで一緒に撮影しました。これは決して許されることではありません!」と、リーの死を嘆くメッセージを投稿した。

リーはこれまで『セルフィー・パーティー』『シトルニャ』『忘れられた祖先の影』『ズビチャイナ・スプラヴァ』『ファイト・ルール』『同級生の出会い』など、多くの映画やテレビ番組で主演を務めている。また、『ホビット』や『ライオンキング』の吹き替えも担当した。

リーは亡くなる前日、インスタグラムで軍服姿の写真を公開していた。

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