ショーン・ペンが、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領について語っている。
3月4日(金)、CNNのアンダーソン・クーパーによるインタビュー番組に登場した俳優のショーン・ペンは、ロシアが侵攻してきた当日、抗争が続くウクライナを取材するため現地を訪れていた。その際には、ウクライナの大統領ウォロディミル・ゼレンスキー氏に面会する機会もあったという。
インタビューの中でショーンは、「侵略の前日と当日、ゼレンスキー大統領と面会した。彼がこのために生まれてきたのか、彼自身が知っていたのかどうかはわからない。ただ私が、勇気や尊厳、愛、そして国の団結を訴えているという点において、この現代社会にとってなにか新しい存在と対面していることは明らかだった。彼のその姿は、多くのウクライナの人々に響いていると思う」と、大統領と面会した際の心境を明かした。
そして、「非日常的な、現実離れした時間だった。私は大統領に感銘を受け、大きく心を動かされた。今は彼と、そしてウクライナ国民のことをとても気にかけている」と付け加えた。
そんな彼が設立したNPO法人「Community Organized Relief Effort(CORE)」は現在、ロシアからの侵攻を受けるウクライナの人々をサポートする活動を行っている。
「多くの裕福な人たちが、今回の侵攻で仕事や銀行口座を捨てなければならなくなった。これが彼らにとって新しい現実なんだ」と語ったショーンは、「私たちはメディアの前に立つことは得意ではない。しかしCOREとして、人々を助けるために必要な現金支援については私がその一端を担うことになっている。皮肉なことにね。それでもどうか、皆さんにCOREの活動に協力してほしい」と訴えている。
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