アンジェリーナ・ジョリーが世界に支援を呼びかけている。
3月6日（日）、インスタグラムを更新した女優のアンジェリーナ・ジョリーは、「世界最悪の人道危機にある都市の１つ」と表現するイエメン共和国のアデン市に到着したことを報告。
投稿に「アデン市に到着しました。ここでUNHCR（国連難民高等弁務官事務所）の活動として、難民や避難民の家族たちとお会いし、イエメンの方たちへ私からの支援を示します」とキャプションを添えたアンジェリーナは、「ここでの毎日を、現地から全力でお伝えしていきます」と続けた。
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さらにアンジェリーナは、ロシアによるウクライナ侵攻にも言及し、イエメンの人々が現在直面している問題についても訴えた。
「引き続きウクライナで恐怖にさらされている方々を注意深く見守るとともに、紛争の即時停止と人道的アクセスを求めながら、私はこのイエメンで、切実に平和を願う方々を支援していきます」とつづったアンジェリーナは、「この場所の状況は世界最悪の人道危機の1つであり、2022年には1時間に1人の民間人が死傷しているとされています。戦争によって荒れ果てた経済、そして2000万人以上のイエメンの方々が生きていくため、人道支援につとめていきます」と訴えている。
また、「今週ウクライナでは、100万人以上の方々が戦争からの避難を余儀なくされました。このショッキングな状況から何か学ぶとすれば、私たちは誰を支援すべきなのか、誰の権利を守るべきなのかについて、選択的であってはならないということです」とつづったアンジェリーナは、「どこの国においても、戦争の被害にあった方々の命は平等に価値がある。戦争から7年が経ち、イエメンの方々はなお支援、保護、そして何より平和を求めているのです」と付け加えている。
