人気上昇中だったミュージシャンのリル・ボー・ウィープが亡くなったことがわかった。22歳だった。
オーストリアでシンガーとして活動し、YouTuberとしても人気を集めていたリル・ボー・ウィープことウィノナ・リサ・グリーンが、3月5日に亡くなったと報じられた。
父親のマシュー・スコフィールドがフェイスブックを更新し、ウィノナ・リサ・グリーンが「うつ病、トラウマ、PTSD、薬物中毒」と闘っていたことを明かしている。
一方、彼女の死因は明らかになっていない。
父親はフェイスブックへの投稿の中で「娘はアメリカから緊急送還で戻ってきて以来ずっとうつ病やトラウマ、PTSD、薬物中毒と闘っていた。しかし今週末、その闘いにやぶれてしまった」とつづり、「「彼女は自分の中の悪魔と懸命（けんめい）に闘っていた。私たちも隣で一緒に闘ってきたつもりだったが、彼女は力尽きてしまったのだろう。彼女を失ってしまった」と悲痛な胸の内を明かした。
さらに「彼女は私のヒーローであり、娘であり、最愛の親友だ。父親として言葉では言い表せないほど誇りに思う。宇宙が天使である彼女を呼び戻したんだ。もう傷つくこともないだろう」と続けた父親は、「心の大きな部分を失ってしまった今、どうか親しい人たちには、私に電話をかけないようお願いしたい。いつも心の中にいる。私の大切なウィニー。リル・ボー・ウィープ」と投稿を締めくくった。
ウィノナは先週、インスタグラムにて昨年わが子を失ったことを告白しており、これにより重度の摂食障害とPTSDをわずらい、薬を飲んでいることを明かしていた。そしてこれが、ウィノナにとって最後のSNS投稿となっている。
【音源】Untitled
ウィノナは2015年からリル・ボー・ウィープの名で音楽活動をスタート。YouTubeのチャンネル登録者数は125,000人にのぼる。
