サミュエル・L・ジャクソンが、『スター・ウォーズ』作品に登場する“小道具に隠された小ネタ”について語っている。
『スター・ウォーズ』シリーズ新三部作にてジェダイマスターのメイス・ウィンドゥ役を演じていた俳優のサミュエル・L・ジャクソン。彼はこの作品で紫色のライトセイバーを手にしているが、この武器には「BMF」という3文字が刻印されていた。
実はこの「BMF」は、1994年に公開された映画『パルプ・フィクション』にてサミュエルが演じたキャラクター、ジュールズが愛用していた財布に刻まれていたフレーズ「Bad Mother Fucker(クソ野郎)」の頭文字を取ったものだったのだ。
3月9日(水)、トーク番組「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」に出演したサミュエルは、この刻印を自らリクエストしたわけではなかったと明かしている。
「ぼくのことを大好きなスタッフがやったんだよ。ぼくが頼んだわけじゃない」と語ったサミュエルは、「撮影が終わったとき、あのライトセイバーをもらったんだ。そしたら、電源ボタンのところに『BMF』って入ってた」と付け加えた。
さらに番組の司会者ジミー・ファロンから「BMF」の意味をたずねられたサミュエルは、「『Bad, my friend.(悪いね、友よ)』って意味だよ」とおどけていた。
ここで実際に使われたサミュエルのライトセイバーの写真を見せたジミー・ファロンは「これのことだよね?これに、サミュエル・L・ジャクソンへの愛が刻まれているんだよね」と興奮をかくせない様子だった。
なお、サミュエルは過去に出演した番組で、メイス・ウィンドゥのライトセイバーの色が紫色だったことについて、監督のジョージ・ルーカスに自ら直談判した結果だったと明かしている。