キム・カーダシアンのビジネスの心得に関する発言が物議をかもしている。
このたび「Variety」のインタビューに登場したリアリティスターのキム・カーダシアンは、女性たちに対してビジネスに関するアドバイスをおくった。
「ビジネスにたずさわる全ての女性に対して、ベストなアドバイスがあるの」と切り出したキムは、「とにかく立ち上がって動き出すのよ。ここ最近、働くことにやる気を失っている人たちが多すぎる」と続けた。
ところがこの発言が、インターネット上で物議をかもしているのだ。
反応したのは、かつてカーダシアン一家の関連ビジネスで働いていたという美容評論家ジェシカ・デフィーノだった。
ツイッターにて「2015年、私はロサンゼルスでカーダシアンのアプリのエディターをつとめていたの」と切り出したジェシカ・デフィーノは、「夜も週末も関係なく働かされたのに、99セントストア(日本の100円均一のような店)の食料品を買う余裕しかなく、車にガソリンを入れられなくてオフィスにいけなかったから、『体調不良』って言って仕事を休んだことは1度や2度ではなかった。副業でフリーランスになった時は責め立てられたものだわ」と訴えたのだ。
このツイートは大きな注目を集め、50万近い「いいね」が寄せられている。
さらにジェシカは続くツイートで、「この仕事で一番ワイルドだったこと。それは世界で最も有名な女性たちが絶対にありえないような美の基準を作り上げ、一般の人たちに『あなたたちもやるのよ』と押し付け、商品を売る為にその美の基準を武器にし、それでも『まだ』満足していない様子を直接目にしてきたことよ」と業界のブラックぶりを告発している。
これには他のユーザーからも賛同する声が相次いでおり、ジェシカ自身もそんな業界を変えたくて美容の仕事に転身したと明かしている。