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アカデミー賞俳優ウィリアム・ハートが死去 享年71歳 マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズにも出演

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ウィリアム・ハート

俳優のウィリアム・ハートが亡くなった。享年71歳であった。

ウィリアム・ハートの息子はDeadlineを通じて声明を発表。「2022年3月13日、72歳の誕生日の1週間前に、最愛の父でありオスカー受賞俳優であるウィリアム・ハートが亡くなりました。ハート家は大きな悲しみの中で、彼を追悼しています。彼は家族に囲まれながら、自然死で安らかに息を引き取りました。どうかプライバシーのご配慮をお願いいたします」とつづっている。

ウィリアム・ハートは、これまで映画『蜘蛛女のキス』(1985年)、『愛は静けさの中に』(1986年)、『ブロードキャスト・ニュース』(1987年)で、3年連続アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、『蜘蛛女のキス』で見事受賞を果たした。

また、オフ・ブロードウェイでは「ヘンリー5世」「7月5日」「リチャード2世」「真夏の夜の夢」などに出演し、1985年にブロードウェイ作品「Hurlyburly」でトニー賞に初ノミネートされた。

さらに映画『A.I.』、『ヴィレッジ』、『グッド・シェパード』、『イントゥ・ザ・ワイルド』、『ロビン・フッド』などの人気作に出演し、近年では、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)にサディアス・ロス役として参加。『アベンジャーズ』シリーズや、最近では『ブラック・ウィドウ』(2021)に出演していた。

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