イギリス王室のヘンリー王子が、昨年4月に亡くなったフィリップ殿下の追悼セレモニーに出席しないことを明らかにした。
昨年4月9日に99歳で亡くなったエリザベス女王の夫でありヘンリー王子の祖父にあたるエディンバラ公爵フィリップ殿下。そんな彼の追悼セレモニーが、今年3月29日に開催される予定となっている。
今回、イギリスのサン紙が報じたところによると、ヘンリー王子は安全上の不安を理由に、この式典への出席を見送ることにしたという。
2020年、ヘンリー王子と妻メーガン妃、そして長男のアーチーくんはイギリス王室から離脱。現在はアメリカのカリフォルニア州に居を構えており、昨年6月には第2子となる女児リリベットちゃんが誕生している。
今回、追悼セレモニーを機に一時帰国するにあたって、ヘンリー王子一家はイギリス政府に対し、自己負担での英国警察による警備を求めていたが、認められていなかった。
王子側は発表した声明の中で、「サセックス公爵(ヘンリー王子)は今回はイギリスに戻りませんが、できるだけ早く祖母の元をたずねたいと考えています」とつづっている。
一方、関係者は今回の王子の渡航見送りにより、エリザベス女王とひ孫にあたるリリベットちゃんが対面を果たす可能性はますます低くなったと語っている。
王室関連作家のアンジェラ・レヴィンは、「彼はエディンバラ公爵を避けているというより、本当は女王を避けているのでしょう」と語り、「彼はおそらく、今後も同じ言い訳を使い続けます。女王の在位70周年を祝う『プラチナ・ジュビリー』にも出席しないでしょう」と述べている。
プラチナ・ジュビリーは今年6月2日から5日までの4日間行われる予定で、エリザベス女王はヘンリー王子一家も招待するつもりだと報じられている。
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