TikTokが、新たなアーティストを発掘する音楽サービスを発表した。
若者を中心に人気をはくしている動画共有アプリ「TikTok」がこのたび立ち上げたのは、音楽マーケティング・配信プラットフォーム「SoundOn」。
この新サービスでは、無名のアーティストがファン層を拡大し、音楽を世に送り出すだけでなく、アーティストに直接報酬が支払われる仕組みとなっている。
プレスリリースによると、「SoundOn」は「アーティストが音楽をアップロードし、楽曲がTikTokで使用された際に、そのロイヤリティをアーティスト自身が直接受け取れるようになっている。SoundOnは初年度は100%、その後は90%のロイヤリティを音楽クリエーターに支払い、さまざまなプロモーションツールやサポートを提供する」としている。
さらにこれには「視聴者の分析や、専任のアーティストチームによる専門的なアドバイス、TikTokプロフィールへ楽曲の表示、TikTokインフルエンサーを通じたプロモーションなどが含まれている」という。
「SoundOn」の音楽部門グローバル責任者オレ・オーベルマンは発表した声明の中で、「新しいアーティストや音楽クリエイターは、TikTok内でも活気のあるコミュニティとなっている」とし、「『SoundOn』はそんなアーティストたちのキャリアの第一歩を支援するためのサービスだ。我々のチームは、クリエイターたちが大きなステージに立つまでの道のりを支援し、TikTokの専門知識とパワーをアーティストに提供する」と続けた。
さらに「これにより、新たな才能を発掘しプロモーションできること、そしてますます多様化し、成長していく音楽業界に『SoundOn』が貢献していけることに、非常に期待している」と付け加えた。
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