人気俳優のレオナルド・ディカプリオ。彼は『タイタニック』出演のためにある映画作品のオファーを断っていたという。
最近のポッドキャストのインタビューで、ポール・トーマス・アンダーソンは、レオナルド・ディカプリオが映画『ブギーナイツ』のオファーを断り、代わりに『タイタニック』に出演したというウワサが本当だと認めている。
『ブギーナイツ』は、1997年の映画で1970～80年代のポルノ映画業界を描いた作品だ。製作、監督、脚本はポール・トーマス・アンダーソンが務め、主演にマーク・ウォルバーグが抜擢された。そのほか、ジュリアン・ムーアやバート・レイノルズ、ドン・チードルなど多くのハリウッドスターが集結。この映画は、アカデミー賞の脚本賞、助演女優賞、助演男優賞の3部門にノミネートされた。
これと同じ年、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』が公開され、この映画でディカプリオはケイト・ウィンスレットと共演し日本でも大ヒットを記録した。実は『タイタニック』のキャスティングと同時期に、ディカプリオとマーク・ウォールバーグが、ポール・トーマス・アンダーソン監督の新作『ブギーナイツ』の主演をめぐって争っているというウワサが飛び交っていた。
ポール・トーマス・アンダーソンは最近、Smartlessポッドキャストのエピソードに出演し、この映画のキャスティングの過程について語った。「私がレオに『ブギーナイツ』への出演を依頼して、彼が何ヶ月も悩み、議論したことは事実です。最終的に私が理解したのは、その長い決断の過程の半ばで、彼はタイタニックをやるかブギーナイツをやるか、どちらかの選択を迫られ、最終的に、タイタニックを選んだということです」と語った。ディカプリオの降板によりマークが主演を務めることになったが、彼は本作の圧倒的な演技により高評価を受けた。
