ディズニー社肝入りの体験型ホテル「スター・ウォーズ・ギャラクティック・スタークルーザー・ホテル」が、苦戦をしいられているようだ。
公式サイトの空室カレンダーを見てみると、このホテルには100部屋ほどしかないにも関わらず、今年6月から12月までほぼ毎日空室があることがわかる。
その理由の1つが、「高額すぎる宿泊費」だ。『スター・ウォーズ』に登場する宇宙船をモチーフとし、こだわりが詰め込まれたスイートルームの宿泊費は5000ドル(約59万5000円)から20000ドル(約237万8500円)と、とても気軽に宿泊できるような価格ではない。
3月1日にオープンしたばかりのこのホテルだが、当初から宿泊費や食事代が高額すぎるとしてファンからも批判の声が続出。先日、The New York Timesが掲載したホテルのレビューでも、基本料金以外にかなり高額な追加料金がかかってくることが指摘されていた。
それによれば、ホテルの宿泊料金にはドリンク代にアルコールが含まれておらず、ビールが13ドル(約1550円)、ワインが11ドル(約1300円)以上、その他スペシャルドリンクは23ドル(約2730円)だという。またプロカメラマンに写真を撮ってもらうサービスは99ドル(約1万1700円)からで、ホテル内のレストランの特別席に座るために追加で30ドル(約3500円)支払わなければならないなど、『スター・ウォーズ』関連のさまざまなサービスで追加料金がかかってくるようだ。
一方、ポジティブなレビューもある。
CNBCはホテルでの滞在について、「没入感という概念が塗り替えられる」とし、「あらゆるものから解放されて遊びたいと願うなら、価格に見合う価値がある」と高く評価している。
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