F1ドライバーのルイス・ハミルトンが、改名することを発表した。
今週末に開催されるバーレーン・グランプリに先がけ、2022ドバイ万博に登場したF1ドライバーのルイス・ハミルトン(37)が、母親のカルメンさんに敬意を表し、改名することを明らかにした。
発表にあたり「私は自身の名字であるハミルトンを心から誇りに思っています」と語ったハミルトンは、「一方で、私の母方の名字『ラルバレスティア』をご存じの方はほとんどいないでしょう。これから、私の名前に付け加えるつもりです」と続けた。
またハミルトンは、「母親にはハミルトンの名を継いでほしい」とし、改名の理由として「結婚したら、女性が名字を失わなければいけないという概念に全て納得しているわけではない」と語った。
改名が完了する時期について、今週末のレースまでに間に合うかとたずねられたハミルトンは、「できればすぐにでもと思っているのですが、今週末に間に合うかどうかは分かりません。でも手続きは行っていますよ」と答えている。
ハミルトンが2歳の時、父親のアンソニー・ハミルトンさんと母親のカルメン・ラルバレスティアさんが離婚。その後は母親のもとで育てられた。ハミルトンは過去にも、両親との関係について語っている。
過去のインタビューで子供時代について、「母親はぼくのことをすごく愛してくれていた。でも、ぼくが学校で経験していたことについては、完全に理解していたわけではないと思う」と振り返ると、「いじめられたり、からかわれたりもした。父親はどちらかというと厳しい方だったから、こういう話はできなくてね」と、黒人の父と白人の母のもとに生まれたという境遇から、辛い思いをしたことがあったと明かしていた。
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