2022年の音楽祭「コーチェラ」のヘッドライナーに名を連ねている人気ラッパーのカニエ・ウェスト。しかし、彼を同フェスから降板させるよう求める嘆願書が作成され、すでに数百人が署名しているという。
コーチェラは現地時間4月15日から17日、22日から24日にカリフォルニア州インディオで開催される予定で、カニエのほか、ハリー・スタイルズ、ビリー・アイリッシュがヘッドライナーとして出演する予定だ。
キム・ピートという名前のネットユーザーは先日、Change.orgの嘆願書を提出。カニエが元妻キム・カーダシアンと彼女のボーイフレンド、ピート・デヴィッドソンに対する憎悪をまき散らしていることを言及。「我々はカニエがキム、ピート、そして他の人に嫌がらせをし、操り、傷つけるのを1年以上見てきた」とつづり、彼にこれ以上のプラットフォームを与えることについて「主催者は恥を知るべき」と述べた。
カニエといえば、キムとピート、そしてコメディアンのD.L.ヒューリーとトレヴァー・ノアへの攻撃をインスタグラム上で繰り返し、24時間投稿停止になっていた。
彼は新曲「Eazy」の中で「これでピート・デヴィッドソンをぶっ飛ばせるぜ」と歌い、さらにピートがゲイでエイズだという根拠のないウワサを広め、「殴る」とも脅していた。また、「Eazy」のMVはクレイアニメーションが使用されているが、白黒映像の中でカニエがピートらしき人物の頭に袋をかぶせ、彼を誘拐するシーンが映し出される。さらには縛り上げて4輪駆動車で廃墟に向かい、ピートを首まで埋めてから、頭の周辺にバラの種を植えている姿が描かれていることで、ピートに対して攻撃していることが明らかだった。
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