俳優のダニエル・ラドクリフが、ハリー・ポッターの将来への関与について明確な答えを持っているようだ。
今年はじめ、ダニエル・ラドクリフは、『ハリー・ポッター』の第一作目から公開20周年を記念特別番組「ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ」に出演。また以前から「ハリー・ポッター」の完結作である「死の秘宝」の19年後を描いた舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の映画化の可能性が話題になっていることから、ダニエルが再びハリー・ポッター役を演じる可能性があるのではないかとファンの間で期待が高まっていた。
しかし、ダニエルは再びハリー・ポッターを演じる気は今のところないようだ。
先日、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューに応じたダニエルは、「ハリー・ポッターと呪いの子」の映画は彼の「やるべきことリスト」には入っていないことを明らかにした。
「これはみんなが望むような答えではないけれど、ハリー・ポッターがもう日々の生活の一部ではないから、ふり返って楽しむことができたと思うんだ」と説明。さらに「僕はポッターを無事に卒業したと思えるところまで来ていて、今の自分にとても満足しているよ。そこに戻ることは、僕の人生をまた大きく変えることになるからね」と、もうやりきった気持ちであることを明かした。
ファンにはさみしいニュースだが、可能性はゼロとは言い切れない。さらにダニエルは、「絶対とは言わないけど、『スター・ウォーズ』の人たちは、戻るまでに30年か40年あったんだ。僕はまだ10年しか経っていない。今すぐやりたいわけではないんだ」と、将来いつかまたカムバックする可能性もありえることを明らかにした。
tvgrooveをフォロー!