人気ラッパーのカニエ・ウェストが、2022年のグラミー賞のパフォーマンスをする予定だったが、彼の “気になるオンライン行動 “のためパフォーマンスが中止されたことをカニエの代理人が認めたという。Page Sixなどが報じている。
カニエといえば、別居中の妻キム・カーダシアンへの嫌がらせ、ピート・デヴィッドソンへのネットいじめ、「ザ・デイリー・ショー」司会のトレヴァー・ノアに対する人種差別発言などで批判を浴び、インスタグラムを24時間使用禁止にさせられるなどしていた。彼はこれまでの投稿をすべて削除している。
そんななか、カニエのコラボ相手であるラッパーのザ・ゲームがインスタグラムを更新。
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「グラミー賞が土壇場でカニエ・ウェストの出演を取りやめることを、まるで知らなかったかのように決めた」「というのも、トレバー・ノアがホストを務めており、彼のチームとアカデミーの間でこの決定に至る会話が行われたからかもしれない。もしくはYe(カニエ)のアカウントが数日前に理由不明のまま停止されたからかもしれない」と自身の見解をつづっている。
カニエがグラミー賞でパフォーマンスを行うことはなくなったが、カニエの2021年のアルバム「Donda」は、年間最優秀アルバム賞を含む5部門にノミネートされている。
現地時間3月15日、グラミー賞の主催者である「ザ・レコーディング・アカデミー」は、第64回グラミー賞授賞式におけるパフォーマー第一弾を発表。それによれば、新世代のアーティストであるビリー・アイリッシュや、オリヴィア・ロドリゴがステージに立つほか、“ヒップホップ界の最狂異端児”との異名を持つリル・ナズ・Xがラッパーのジャック・ハーロウと一緒にヒット曲「INDUSTRY BABY」を披露する予定だという。また、「Butter」で<最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞>にノミネートされているBTSもパフォーマンスすることが明らかとなった。