ネットフリックスの人気ミステリードラマ「Lupin／ルパン」の撮影現場で武装強盗をはたらいたとして、7人の若者が起訴されることとなった。
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事件が起こったのは2月25日（金）のこと。「Lupin／ルパン」の撮影を行なっていたパリの現場に、覆面を被った20人ほどの集団が花火を投げ込んでおそい、33万ドル（約3800万円）相当の小道具をうばったのだ。
このたび強盗の罪で起訴されたのは13歳から21歳までの7人の若者で、うち3人は勾留され、4人は司法監督下にある。
地元メディア「Agence France-Presse」によると警察は依然、残りの強盗グループについて捜索中で、いくつかの小道具は返却されているという。
事件発生当時、現場となったパリ郊外のパブロ・ピカソ地区には主演の俳優オマール・シーを含む複数のスタッフがおり襲撃にあったが、幸いなことにケガ人は出なかった。
「Lupin／ルパン」は2021年1月に前半5話が、同年6月に後半5話が公開された。オマール演じるアサン・ディオプが、父の復讐を果たすべく、怪盗紳士アルセーヌ・ルパンのごとくスマートに計画を実行していくというストーリー。
なお、これまでに撮影現場で強盗の被害にあったのは「Lupin／ルパン」だけではない。
この事件の数日前にも、イギリスのサウス・ヨークシャーで撮影を行なっていたネットフリックスドラマ「ザ・クラウン」も強盗の被害にあっている。
ここでは200ものアンティークの小道具が盗まれ、その価値は20万ドル相当（約2200万円）にのぼるものだった。こちらの事件では犯人は捕まっておらず、依然として捜査がつづけられている。
また、この2つの事件について、関連性はないものとみられているようだ。
