カニエ・ウェストから差別的な中傷を受けた人気コメディアンのトレバー・ノア。彼は新たにツイッターを投稿し、話題となっている。
カニエとトレバー↓↓
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トレバーは現地時間3月20日、ツイッターにて「僕はカニエにcounsel(助言する)と言った。cancel(キャンセル)ではない」とつぶやいている。
I said counsel Kanye not cancel Kanye.
— Trevor Noah (@Trevornoah) March 20, 2022
キャンセル(・カルチャー)とは、テレビやオンライン、ソーシャルメディア、または個人的に、誰かが社会的または職業的なグループから追い出されること。いわば現代版の“追放”だ。対象となった人は「キャンセルされた」と表現される。これまで、アンバー・ハードへの暴行疑惑があったジョニー・デップや、トランスジェンダーの人々を否定するともとれる発言をした『ハリー・ポッター』原作者のJ.K.ローリングなどもこのキャンセル・カルチャーの対象とされた。
カニエとトレバーの確執は、トレバーがキムを擁護する発言をしたことからはじまった。その後、カニエはインスタグラムのキャプションでトレバーに人種差別的発言をして反撃(この投稿は現在削除されている)。
その結果、インスタグラムは、ヘイトスピーチ、いじめ、嫌がらせに関するポリシーに違反したとして、カニエを24時間インスタグラム使用停止にさせた。
さらに、カニエは「オンライン上での行動に問題がある」として、トレバーが司会を務める2022年のグラミー賞でのパフォーマンスから外されたと、彼の代理人が土曜日にVarietyにコメントしている。
またカニエの発言に対し、トレバーは「あなたのお陰でお金の使い方について違う考え方をするようになったし、あなたのおかげで、子供のような創造性を大人の考えから守ることを学んだ」と彼の音楽性を称賛した上で「こんなあなたをみてると心が痛むよ」とコメントしている。