ヘンリー王子は発売が予定されている回顧録の中で、エリザベス女王を傷つける意図はないようだ。
王室関連作家のオミッド・スコビーが3月10日(木)、ポッドキャスト番組「Royally Obsessed」に出演。この中で「ヘンリー王子は、女王や彼女のやり方に否定的だと思われるような内容が含まれないよう、わざわざ配慮しているようだ」と語り、ヘンリー王子の回顧録は、女王の人生と、彼女と自身の関わりを「祝福」するようなものとなっていると明かした。
さらにオミッド・スコビーは、「マスコミはこの本が、ネットで炎上したり、王室を攻撃するようなものであってほしいと願っているのかもしれないが、これはむしろ、彼自身の物語にほかならないんだよ」と述べ、暴露本の要素はなく、あくまでもヘンリー王子の半生をつづったものだと強調。
またスコビーは、「もちろん、サセックス公爵となってから数年間のできごとだけではないよ」と語りつつも、「すべてをさらけ出すような内容を期待している人もいるだろうけど、そうはいかないだろうね。とはいえ、魅力的な作品になることは、まちがいないよ」と付け加えている。
なお、ある情報筋も、スコビーの発言を裏付けるかのように、「ヘンリー王子の回顧録には王室を攻撃する意図はなく、純粋に『真実』を伝えることを意図しているようだ」と、Page Sixの取材に語っている。
一方で、チャールズ皇太子やカミラ夫人は、今回のヘンリー王子の回顧録出版に不安を覚えているとも報じられている。
ヘンリー王子が回顧録を出版するというニュースが報じられたのは昨年7月のこと。出版にあたり、ヘンリー王子は出版社のペンギン・ランダム・ハウスと2000万ドル(約23億8000万円)の巨額契約を結んだとされている。
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