ボブ・サゲットの死に関して、また新たな情報が明らかとなった。
今回、捜査当局により、ボブ・サゲットの死因捜査にて撮影された画像50枚以上が公開されたのだ。米ピープル誌が報じている。
俳優でありコメディアンとして活動していたボブ・サゲットが亡くなったのは今年1月のこと。自身のスタンドアップ・コメディのライブに出演するため滞在していたフロリダ州のホテルにて、遺体となって発見された。
このほど公開された画像の中には、ボブが亡くなっていたとされるリッツカールトンホテルの一室を記録したものもある。
画像に写っている部屋は、ほぼすべての備品がきれいにそろっていて、原状回復された後と思われるものだった。ボブが亡くなっていたとされるベッドはきちんと整えられ、サイドテーブルには携帯電話、iPad、メガネ、ヘッドホン、リップクリーム、水筒2本が置かれていたようだ。
さらに画像には、部屋の床に落ちたプライバシーサイン(ドアノブにかける“起こさないでください”などが書かれたプレート)や、室温が表示された温度計、カウンターに置かれたボブの洗面用品、マスクが捨てられたゴミ箱、バレーサービス(駐車サービス)を利用した際に受け取ったタグとレンタカーのカギなどが記録されている。
一方、この中にはボブの遺体を写した画像は含まれていなかったようだ。
ボブの死に関しては、事件性や薬物の可能性がないと判断されていたことから、死因の特定まで時間がかかっていた。その後、ボブがバスルームで後ろ向きに転倒し、大理石の床に頭を打ち付けたにもかかわらず、ケガに気づかないまま眠ってしまったことから、死につながったと発表されている。
ボブの死をめぐっては、先日、妻のケリー・リゾと3人の娘たちが、今後永久的に、捜査記録を一般に公開しないよう申し立て、認められていたところだった。今回の画像公開はこの決定からわずか1週間後のこととなる。