1997年に公開されたジェームズ・キャメロン監督の映画『タイタニック』。公開されてから25年が経ったが、この映画にまつわる有名な議論が、再び盛り上がりを見せている。
『タイタニック』は1912年に発生した豪華客船「タイタニック号」の沈没を描いており、乗客の大半が北大西洋の氷海に投げ出された。レオナルド・ディカプリオ演じるジャックと、ケイト・ウィンスレット演じるローズは木製ドアの板を発見し、その浮き板にしがみついた。しかし、その後ジャックはローズに板の上を譲り、海の中で凍てつき、海の底に沈んでしまうのだ。
しかしこのシーンについて「2人とも板に乗って生き残ることができたのでは?」という議論が長年、映画ファンの中で巻き起こった。そんな中、あるTikTokerがウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内にあるディズニー・スプリングスのプラネット・ハリウッドに展示されている『タイタニック』の小道具の板を紹介したのだ。
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この動画に「映画『タイタニック』で使われた木の板が、ディズニースプリングスにあることを知ってる?」とテキストに書かれており、TikTokerは実際に映画で使われた板を間近で撮影した。
この動画がきっかけで「2人とも乗れたはず」「結局2人とも乗れなかったのかも」「この木の板が映画の本当のヒーローだね(笑)」と、有名な議論が再熱した。
ちなみにメガホンを取ったキャメロン監督は、この議論について過去に「バカバカしいと思う」と発言し、この議論について「話したことはない」とコメントしていた。またジャックが死んだことについては「答えはとてもシンプルで、(脚本の)147ページにジャックが死ぬと書いてあったからだ」と説明している。
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