ボブ・サゲットの遺族が新たな声明を発表している。
このたび、ボブ・サゲットの遺族の弁護人であるブライアン・ビーバーが、彼の死に関する記録の公開について意見を述べた。ET Onlineが報じている。
「公開された記録には、ボブがホテルの部屋で転倒して頭部を強打し、そのまま亡くなったという全容が記されています」とつづられたその声明には、「検死官と警察がそれぞれ徹底的に捜査をした記録が公開された今、ボブの家族はプライバシーを守り、安らかに故人を弔うことを望んでいるのです」と付け加えられている。
この声明が発表される直前、海外メディアはボブの死に関する50枚以上の写真をネット上に公開。さらに亡くなる直前のボブに会っていたというスタッフが「ボブが体調不良を訴えていた」と証言していたと報じるなど、ボブの死に関する情報の公開停止を求める遺族に反し、続報を次々と伝えていた。
俳優でありコメディアンとしても活躍していたボブが亡くなったのは今年1月のこと。スタンドアップ・コメディのライブに出演するため滞在していたフロリダ州のホテルで遺体となって発見された。
当初は、事件性や薬物使用の痕跡がなく、死因の特定に時間がかかっていた。しかしその後、ホテルのバスルームにある大理石の床で転倒し、頭を強く打ち付けたにもかかわらず、ケガに気づかないまま眠ってしまい、そのまま帰らぬ人となったことがわかった。
死因が明らかとなった後、ボブの妻でジャーナリストのケリー・リゾと3人の娘たちは、今後一切、ボブの死に関する情報を一般に公開しないよう求め、3月初旬に裁判所から認められていた。
写真の公開やスタッフの証言はこの決定に反するものになるため、今回遺族側代理人が改めて声明を出す事態となったようだ。
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